entiteのブログ

ほぼ日記

9月6日

 今日は大学の数少ない知人の1人と昼飯を食った。一年半ぶりで顔もおぼろげなのだけど、以前より頬がこけていたように見えて少し心配だった。不規則な生活を送っているようなのでただの不摂生ならいいのだけど...良くはないか...?

 

 趣味垢で繋がっている人の多くが「ラストマイル」を観て評判も良いので明日行こうかと思ったけど父がスキーに車を出していて月曜に変更せざるを得ない。厳密にはもう一台あるのだけど、冷房が効かないので...あとバックモニタが無いから駐車できる自信がない。

 

 黒澤明の「どですかどん」を観ている。これは初見だ。UNEXTはすごい。「大江戸ロケット」の元ネタってこれじゃね?と思った。いや、もっと単純に下町とかスラム的な社会から距離のあるゆるい共同体を舞台にした作品の多くはこれが元ではなかろうか。というか、ゼミの関係でSF映画をもっと観なければならないのだけど、俺は飽きるのが早い。

 

 フランス革命では憲法制定時の、憲法を遵守させるため強制力を人民が持っていたからダメらしい!アメリカではメイフラワー誓約がそこに該当したのでオッケー!

 

9月5日

 今日は労働の定義と革命について学びました〜。人間の条件は労働、制作、活動に分けられるらしい。そんで活動しろ!とアーレントは言ってる。人格形成も活動次第だからもっと外に出て人と触れ合え!ってことかな?革命についてはだいぶわかりやすかった。ここでまとめるまでも無い。フランス革命独立戦争って具体例があるからかな〜。リバティとフリーダムのフリーダムまでいかないといかんという話。フランス革命にはフリーダムに至るwillが無かったわけね。関連して大事なのが権力と。特に大事なのが水平的権力で、この概念が面白い。上からの圧力では無く、平等な集団が相互に影響し合うことで生まれるのがアーレントの言う権力なんだって〜。まーわからんでもない。日本人的には「空気を読む」に近い感覚かなあ?

 空気を読むといえば、今日は思い立って、「生きる」を改めて観ていた。あれの葬式シーンなんかまさにだよね〜。後半入るまで、公園作りに取り組まないのはちょっと記憶より長かったか。でもいつの間にか渡邊さんの肩を持っちゃうわけよ。観客と登場人物で情報の差が上手く、かつその効果が完璧にわかっている映画。

 

 大学帰りに秋葉のボークスで1/100ネプチューンを買ってきた。学祭で出せるといいな?

9月4日

 キャンプ2日目〜。今日で帰宅ではあるので今はもう家にいるけど!楽しかったなあ。とりあえずカンピロバクターらなくて安心。で〜今日は特にめちゃくちゃ久しぶりに行った銭湯がすごく良かった!

 デカいってほどでもなく、古くも無く、多分今どきの銭湯?なんだろうけど風呂入る場所以外にお土産売り場があったり漫画読めたりゆっくりできたりご飯食べれたり、ゆったりとした雰囲気を構築する空間が出来上がっていてすごく心地良い。風呂場はたくさん種類があるのも良いのだけど、男しかいない空間の構築っていうのが新鮮で落ち着く。まあみんなちんちん晒したり隠したり全てのしがらみから解放されるわけでは無いのだけど、本当にゆるい一体感的なものを感じるし、心の力が抜ける。特に露天の空間がすごく良かったな〜まさに箱庭という感じで、もちろん冬なんかは寒くて椅子でゆっくりできないんだろうけど寝風呂とか壺風呂とか良かった。水分補給用の水もあってこれがうまい!冷たいだけの水なんだがうますぎる!アミューズメントパーク的な側面がとても楽しい!サウナは単純につらいの嫌いなんでなんも言うことないけどね!これで900円は何時間でもいれるだろ〜!と思いました。まあ家の周りに無いのがな〜。一人暮らし先の近くにあったりしないかな〜。ちょっと物件探す条件に加えてみようかな。

 

 今朝4時まで桃鉄してて眠すぎるからもう寝る!

9月3日

 高校の友達とキャンプに行っている。

 

 昨日のインターネット男女論の続きをするとインターネットで異性と断絶してる男より、フツーに彼女がいて女友達がいるような男の方が性に関してはユルユルだな〜と思いました!つまりインターネット男女論なんて無意味!

 

 今日は楽しかった!

9月2日

 今日は「きみの色」を観た。ハンナ・アーレント全体主義について。インターネット男女論。の3本立てて行く。情報整理だけなので特に論じることはない。

 

 まず「きみの色」を観たんだけど、映像はすごく良かった。作画レベルの高さやレイアウトの良さも見どころ。でも、途中から眠くてしょうがなかった。中盤の退屈さはちょっときつい。後半カタルシスがあるわけでもないので。で!!この映画がそもそもカタルシスとか物語的なエネルギーを持っていないというのはわかっている!その上で俺には合わなかった!こうね〜リアルなんだよね全体的に演出も話運びも。ドラマティックな場面っていうのは一つもない。要素はある。でもドラマティックに魅せていない。キャラクターに位置エネルギーみたいなものもほとんど無い。いやあるんだけどそれを殺している。やりたいことはわかるしやれてるんだろうけど合わなかったな〜。

 

 ハンナ・アーレントについては森分大輔の新書を読んでるんだけど、今日は全体主義についての論をそこそこ読んで、これは纏めないとどっか飛んでいってしまうと思った。まず、ナチス全体主義の形成には反ユダヤ主義というのがイデオロギーとしてあって。これは大きく分けて2つ。政治的反ユダヤ主義と種族的反ユダヤ主義に大別できると。で、前者は国民国家形成後に隙間的に利権を得ていたユダヤ人へのモッブを代表とする反感などが大元にある。で、後者は官僚制と?植民地先で醸成された人種主義と?歴史主義?これが大元にある?のか?ちょっと〜…忘れてるね。この3つは相性が良くてまあ人種主義とかは血で能力を判断するっていう非現実なものだから、歴史主義に根差した官僚制と相性が良かった...って感じか?で、これが汎民族運動に繋がった...と。

 全体主義自体に関しても纏めないといけない。まず、イデオロギーが根底にあってそれを実現する必要がある。そうしないと組織の正当性が無くなるから。ナチスの場合は世界を裏から操るユダヤ人の絶滅だったけど、こういう擬似現実的な事柄をイデオロギーに据えることができるのは全体主義組織が玉ねぎ状の組織構造をしているから。

 ナチスの悪行の一つに絶滅収容所があるけど、これはユダヤ人の人間性を余計なものとして削ぎ落とすことを目的とした。そして全体主義自体がその構成員の人間性を余計なものとすることを目的としていた。植民地に向かった歴史主義者と共通する点だな。つまり人間を人間たらしめないことで人間の持つ根源悪という概念自体を崩壊させた。

 こんなところだろうか。人間性と悪についてはまだ掘り下げがあるらしい。俺に一番ヒットしたのは歴史的必然性という話かなあ。アーレントは逆算的にナチス全体主義を解体してるけど、現在の世界についてある程度知ることができれば、これから何が起きるかを予測とまでは言わずとも説得力のある構想を展開できるかもしれない。多分、富野由悠季なんかはこれをやっている。

 

 で、インターネット男女論だっけ...牛角の話を見て思いついたんだけど、男は牛角程度のもんに自身の男性性を売り渡しちゃいかん!と思いました〜。

 

 明日はキャンプなので早く寝たい!

9月1日

 9月になっちゃったな〜。まあまだ夏休みですからね〜。今日何したかというと...うーん?あまり何もしていない。本は読んだけど。で思ったのが、昔って民族とか宗教の対立の元を辿ると利権とか既得損益とかの利害関係があって、その利害関係っていうのは民族とか宗教単位であることが常だから結果としてそういう分断がされた。という歴史があるんだよね。こういう多元的な考え方っては中高の歴史ではやらなかったというかやる余裕が無いわけで、しょうがないんだけど面白いなこっちの方が。

でも、今はどうかというとなんの得があって?という争いが大なり小なり増えていると思うわけ。プーチンウクライナ侵攻がまずそうじゃん。いやそうじゃんとは言ったけど、ネット記事をいくらか読んだだけでちゃんと学んではいない。まあそれは後々として、まで書いてこの論の展開はちょっと早計だったかなと思った。ただ気に入らないからという理由での攻撃が目につくのは事実だけど、それはこれとは結びつかないかも。ネット右翼左翼とか男女論争とかあるけどあくまでSNS上の小規模な話だしな〜プーチンに惑わされたな!だってトランプ支持派とか明らかにモッブだし...全然20世紀のファシズム気分がそのまんま残ってるわ!だからまあガンダムSEED戦争論はやっぱり表層でしかないな〜...となるわけか。

 

 明日はきみの色を観に行きまーす!

8月31日

 今日は「ニンゲン合格」を観た。こっちは主人公が記憶喪失か。とはいえ、前に観た2作ほど社会批評的な視点はあまり感じられず、主人公とその一家族に焦点が当たっていると感じた。若い頃からめちゃくちゃ演技上手いな西島秀俊!いまいち映画を掴めていない感覚があるのだけど...10年浦島状態だった24歳、というものに関して全てにおいてまさしくといった描き方をされていたようには感じる。

 

 父親が24時間テレビに怒りながら夕食を食べていて、この程度の規模に対する怒りが1番心地いいのだろうなと思った。心地良いと言っても本当にムカっ腹を立てているのだろうけどね。娯楽としての怒り。SNSの世代間とか男女間とかの対立なんかもこれ。どれも中規模。中規模の観念は言語化が面倒だから読まれる方々はフィーリングでとらえろ!眠い!

俺としては男女間の話に関しては最近、と言っても5、6年前くらいからか?男に対してかわいいと言う女性が増えているように感じるなあというのはある。女性が男の男性性のその一部を真っ向から否定しているわけだけど、なんかそこに社会の男女観の変化というのを1番感じるな〜と思った。

 

 合宿やら雨やらでここ1週間ランニングできてないので明日から再開しま〜す。